キャリアコンサルタントについて

キャリアコンサルタントは2016年4月より、職業能力開発促進法に規定された国家資格です。

キャリアコンサルタントとは

あなたの「自分らしさ」を見つける支援をします。

私たちキャリアコンサルタントは「相談」を通して、あなたに寄り添いサポートします。
例えば、「進路・進学」「就職」「結婚」「出産・子育て」「復職」「異動」「昇進」「介護」等、
ライフステージに応じた様々な悩みがあると思います。
お話をして頂く中で、あなたの中にある「隠れた自分」や「本当の気持ち」に気づくことができます。


キャリアコンサルタントって何人いるの?

2022年3月時点のキャリアコンサルタント登録者数は60562人です。(2022年3月時点)
地域別登録者数の内訳は、関東地区で50%、近畿地方で17.6%、東海地方で8.7%となっています。

国家資格 キャリアコンサルタントWebサイトより抜粋(2022年3月時点)


年齢層や性別の割合は?

キャリアコンサルタントは40代~50代の女性が多いです。
男性についても同じく40代~50代が多いです。

労働政策研究報告書 No.200より抜粋


どこで働いているの?

キャリアコンサルタントの勤務先として一番多いのが、ハローワーク等の「公的就職支援機関」で20.6%です。

その次に多いのが、学校のキャリアセンターなど「大学・短期大学・高等専門学校」で17.0%。

「民間就労支援機関」の15.3%の中には、自治体などから委託された事業所などが含まれます。

また、「民間就労支援機関」のうち、障がい者就労支援機関の事業所数は年々増加傾向にあります。
法定雇用率(障害者雇用促進法)の引き上げに伴い、民間企業の障がい者雇率用人数の増加などが背景にあります。

企業内で働くキャリアコンサルタントは、企業の人事部門などで働く人が主に該当します。

厚生労働省 平成25年度「キャリア・コンサルタントが有するキャリア・コンサルティング能力の実態等に関する検討部会」報告書 より抜粋


国家資格として

職業能力開発促進法」で規定

キャリアコンサルタントは、2016年(平成28年)4月より「職業能力開発促進法」に規定された国家資格です。


名称独占資格

登録制の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の禁止がされており、キャリアコンサルタントでない人は「キャリアコンサルタント」又はこれに紛らわしい名称を用いることができません。


キャリアコンサルタントにできること

キャリアコンサルタントは、企業だけでなく、ハローワーク等の需調整機関、教育機関、若者自立支援機関等、幅広い分野で活躍しています。
具体的にどのようなことができるのか一例をご紹介します。

・就職
自己分析、書類添削、面接対策等をサポートします。

・進路、進学
将来の目標、夢、進路の選択をサポートしていきます。

・仕事との両立
仕事と育児や介護、家事との両立やチャレンジをサポートします。

・セカンドキャリア
定年後や育児を終えた後等のキャリアデザインをサポートします。

キャリアコンサルタントについて(わくわくバルーン作)


キャリアコンサルティングの進め方

「自分にどんな仕事が向いているのかわからない」「今の仕事にやりがいを見つけられない」等、自分自身の人生を考えていく上で、様々な悩みが出てくると思います。


キャリアコンサルティングとは、あなたらしい職業選択やキャリア開発を支援するプロセスで、あなたの「そうか!」という気づきや「やってみよう!」をサポートしていきます。

キャリアコンサルティングの進め方(わくわくバルーン作)